『「日本で最も人材を育成する会社」のテキスト』(酒井穣)

光文社新書、2010年、Kindle
おすすめ度:★★



「誰でも最高のマネジメント知識へアクセスしうる今日においては、いかにモノやカネを動かしたところで、競争優位は確保できない。ヒトこそが企業経営に残された最後の開発ターゲットである。本書は、IT系ベンチャー企業フリービットでの実務経験に基づいて、人材育成プログラムの論理的な背景と、プログラム導入の実践上のポイントを概説するものである。経営の行き詰まりに直面している経営者や人事部、さらには自らの成長戦略を考える若手のビジネスパーソンにとって有益なヒントになるだろう。
1972年、東京生まれ。フリービット株式会社/戦略人事部ジェネラルマネージャー/経営企画グループ・グループリーダー(兼任)。慶應義塾大学理工学部卒、オランダTilburg大学TiasNimbas Business School経営学修士号(MBA)首席(The Best Student Award)取得。商社にて新事業開発などに従事した後、オランダの精密機械メーカーに転職しオランダに移住する。2006年末に各種ウェブ・アプリケーションを開発するベンチャー企業であるJ3 Trust B.V.を創業し、最高財務責任者(CFO)として活動。2009年春に、フリービットに参画するため、8年8ヶ月暮らしたオランダを離れ、帰国。人気ブログNED-WLT(http://nedwlt.exblog.jp/)の管理人。印税寄付プログラムChabo!参加著者。主著に『はじめての課長の教科書』『あたらしい戦略の教科書』『英会話ヒトリゴト学習法』がある。」


フリービットについてググってみましたがIT企業であることくらいしか分かりませんでした。疎いので全然分からない、、、


グローバル化する現代社会において、人材の流動化は今後ますます進んでいくのでしょう。その文脈で、新卒一括採用して40年間かけて社員を教育していくという従来の考え方は時代遅れ、という言説はありがちです。
しかし筆者の主張は違います。流動化しているからこそ企業は社員教育をする学校なのだそうです。
自社で教育を受けた社員が転職したのちその転職先で活躍することによって、自社(転職元)の評判が上がり、ビジネスに有利だという考え方です。

楽天やリクルートは転職や独立が奨励され、人数も多いそうですが、元同僚との繋がりや、転職独立組の繋がりが濃いそうです。
そういう「卒業生」という雰囲気も大切なのかもしれません。

また、一度転職した人が成長したあと再び自社に戻ってきやすいようモニタリングや連絡を維持している企業もあるそうです。

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