『アメリカの壁』(小松左京)

文春文庫、2017年(新装版)、Kindle
おすすめ度:★★★★



「独立記念日を前にしたある日、アメリカと外界との連絡、交通が突然遮断された!?40年前にトランプ大統領登場を予言したかの如き表題作に加え「眠りと旅と夢」「鳩啼時計」「幽霊屋敷」「おれの死体を探せ」「ハイネックの女」の、いずれも未来を的確に見通した六篇を収録。SF界の巨匠の面目躍如たる短編集。
1931年、大阪生まれ。京都大学文学部卒。1962年に「SFマガジン」で商業誌デビュー。1970年の大阪万博では岡本太郎と共に「太陽の塔」内部の展示を企画。90年に大阪で開催の「国際花と緑の博覧会」総合プロデューサーも務めた。2011年に逝去。享年80。」


トランプ大統領誕生を予言したとして話題の表題作。
世界を牽引する超大国アメリカが疲弊し世界から消える、という着想はベトナム戦争を目の当たりにすれば自然だったかもしれません。
近年でも、アメリカが東アジア・東太平洋から撤退するのではないか、日本人(日本政府)に不安がられているように、アメリカの存在感は良くも悪くも絶大ですね。


収録されている他のSF短編も、異なるテイストで面白いのでおすすめです。


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