『ユダヤ人とクラシック音楽』(本間ひろむ)
光文社新書、2014年
おすすめ度:★★
おすすめ度:★★
「1962年東京都生まれ。批評家。大阪芸術大学芸術学部文芸学科中退。専門分野はクラシック音楽、単館系映画。「新潮45」などに音楽・映画評を執筆。
ユダヤ人は今日まで、世界中の政治・経済・文化といった各フィールドで異彩を放ってきた。そして、こと音楽に関しては、ユダヤ人を抜きにしては語れないほどの存在感を示している。特に20世紀に入ると、ハイフェッツやホロヴィッツのような花形演奏家が登場し、シェーンベルクやスティーヴ・ライヒといった作曲家たちが現代音楽を牽引するようになった。ユダヤ人音楽家は何によって覚醒し、ブレイクスルーするに至ったのか。本書では4つのキーワードを軸に、彼らがどのように西洋音楽のシーンに関わってきたのかを検証し、異彩を放ち続ける秘密に迫る。」
4つのキーワード
①選民思想
②コスモポリタン
③ワーグナーの「呪い(預言)」
④ホロコースト
20世紀のアメリカや日本におけるクラシックの発展は、欧州から逃れたユダヤ人によって支えられています。
ポーランドに生まれドイツで活躍していたユダヤ人の一流指揮者ヨーゼフ・ローゼンシュトック(1895~1985)が、1936年に新交響楽団(のちのNHK交響楽団)の常任指揮者として来日した。ドイツ語通訳兼主席チェロ奏者の齋藤秀雄はローゼンシュトックに指揮法や音楽解釈を学んだのち、1948年に「子供のための音楽教室」(のちに桐朋学園大学に発展)を設立した。一期生には小澤征爾、中村紘子、堤剛らがいる。
ローゼンシュトックがいなければ、桐朋学園で学んだ錚々たる面々は生まれなかったかもしれません。
(もちろん他にもたくさんのユダヤ人が貢献しています。)
全体として西洋音楽に詳しい人を対象に書かれているので一般の人には難しいかもしれません。
ワーグナーとヒトラーの話のあたりは読みやすいが、そのあたりの分量は少なめです。
ユダヤ人は今日まで、世界中の政治・経済・文化といった各フィールドで異彩を放ってきた。そして、こと音楽に関しては、ユダヤ人を抜きにしては語れないほどの存在感を示している。特に20世紀に入ると、ハイフェッツやホロヴィッツのような花形演奏家が登場し、シェーンベルクやスティーヴ・ライヒといった作曲家たちが現代音楽を牽引するようになった。ユダヤ人音楽家は何によって覚醒し、ブレイクスルーするに至ったのか。本書では4つのキーワードを軸に、彼らがどのように西洋音楽のシーンに関わってきたのかを検証し、異彩を放ち続ける秘密に迫る。」
4つのキーワード
①選民思想
②コスモポリタン
③ワーグナーの「呪い(預言)」
④ホロコースト
20世紀のアメリカや日本におけるクラシックの発展は、欧州から逃れたユダヤ人によって支えられています。
ポーランドに生まれドイツで活躍していたユダヤ人の一流指揮者ヨーゼフ・ローゼンシュトック(1895~1985)が、1936年に新交響楽団(のちのNHK交響楽団)の常任指揮者として来日した。ドイツ語通訳兼主席チェロ奏者の齋藤秀雄はローゼンシュトックに指揮法や音楽解釈を学んだのち、1948年に「子供のための音楽教室」(のちに桐朋学園大学に発展)を設立した。一期生には小澤征爾、中村紘子、堤剛らがいる。
ローゼンシュトックがいなければ、桐朋学園で学んだ錚々たる面々は生まれなかったかもしれません。
(もちろん他にもたくさんのユダヤ人が貢献しています。)
全体として西洋音楽に詳しい人を対象に書かれているので一般の人には難しいかもしれません。
ワーグナーとヒトラーの話のあたりは読みやすいが、そのあたりの分量は少なめです。
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