マイナス金利で思うこと

まず、メディアはマイナス金利の不安を過度に煽っていると思います。日銀が銀行に対して適用するのは当座預金の「一部」に過ぎないのに、まるで「全部」であるかのような印象を受ける表現が多いです。また、普通預金との混同を意図しているかのような表現もあります。





金庫ブームらしいですね。普通預金の金利がマイナスになる可能性を考慮しているのでしょう。しかし金庫の購入費用と、マイナス金利で失う金額を冷静に比較しているとは思えません。たとえ将来的に普通預金の金利がマイナスになったとしても、-0.0%〜-0.1%程度だと思います。(ATM手数料の無料時間帯が無くなる方が有り得そう)
強盗・空巣や、火災・水害のリスクを考えると、金庫を購入するよりも、保管費用として銀行にマイナス金利を払った方が安全面からも割安だと思います。



百貨店の友の会の積立も流行っているらしいです。これは納得です。ただし、「約8.3%の年利」とニュースで紹介されていたのは気になります。積立だから年利は約15.8%なのです。



あとは、窓口型証券会社の手数料が高くて怪しい投資信託や、詐欺グループの金融詐欺によって、不安に駆られた無知な人々がカモにされないことを祈ります。

コメント

このブログの人気の投稿

再計算(2月)

再計算(8月)

花粉症の苦しみは続く